Google(グーグル)口コミを増やす方法まとめ。頼む場面・頼む人・渡すものを先に決める
Google(グーグル)口コミを増やしたい。そう思って、QRコードの入ったポップを店に置いた。けれども、口コミは増えない。
こういう店は、少なくありません。
40拠点を超える店を見てきた中で、いちばん多いつまずきは、いつも同じでした。ポップは置いてある。けれども、お客様にお願いをしていない。
お客様が不満だから書かれないのでは、ありません。スタッフの声かけが下手だからでも、ありません。きちんとお願いすれば、書いてくださる方はいます。お願いする場面が、決まっていないだけです。
口コミを書いてもらうには、何から始めればよいか。
この記事では、口コミを増やすために先に決めておくことを、3つにまとめます。業種ごとのくわしい頼み方や、そのまま使える例文は、それぞれの記事に書いています。この記事は、その入口です。
先に決める3つのこと
口コミを増やすために店が決められるのは、口コミの件数ではありません。お願いをするところまでです。そのために、次の3つを決めます。
1. 頼む場面
「機会があればお願いする」では、機会は来ません。どの場面で頼むかを、先に決めます。
- 美容室なら、仕上がりを鏡で確かめたあと
- 工務店なら、引き渡しの日
- 学習塾なら、保護者面談の日
- 飲食店なら、口では頼まず、卓上のカードに任せる
業種によって、頼める場面はまったく違います。共通しているのは、サービスが終わったあとだということです。途中では、お客様はまだ感想を持っていません。
場面を決めておくと、相手を選ばずに、全員に同じように頼めます。これは、あとで書く決まりを守るうえでも、大事なことです。
2. 頼む人
「気づいた人が言う」にすると、誰も言いません。場面ごとに、言う人を決めます。
担当したスタッフが言うのか。会計の人がカードを渡すのか。店の名前で、あとから連絡を送るのか。決めてあれば、新しく入ったスタッフでも、同じようにできます。
3. 渡すもの
口で頼むだけでは、お客様は店を出たら忘れます。持ち帰れるものを、1つ用意します。
- レジや受付に立てるポップ
- 名刺ほどの大きさの、小さなカード
- 来店のお礼の連絡に添える1行
どれにも、口コミを書く画面を開けるQRコードやリンクを入れておきます。QRコードとリンクは、Googleビジネスプロフィールの画面で取得できます。
頼まない場面も、決めておく
頼む場面と同じくらい大事なのが、頼まない場面です。
- サービスの途中:施術中、作業中、食事中。まだ終わっていません。
- お客様が断りにくい場面:契約の話をしている最中、金額の話をしている最中。
- トラブルの対応が終わっていないとき:先に対応を終えます。
どの業種の記事にも、「頼まない場面」を先に書いています。頼まない場面が決まっていると、スタッフは迷わずに済みます。
業種ごとの頼み方
頼む場面と渡し方は、業種によって違います。22の業種について、1本ずつ記事にまとめています。
美容・健康
飲食
教える仕事
住まい
店・修理
相談・手続き
店舗を持たない仕事
そのまま使える言葉
頼む場面が決まったら、次は、そこで何と言うかです。言葉が決まっていれば、誰が担当しても、同じお願いができます。
どの例文にも、共通していることがあります。「もしよければ」「お時間のあるときで」と添えること。そして、「良かった点も、気になった点も、感じたままで」とお伝えすることです。
お願いしても、書かれないとき
「いいですよ」と言ってくださったのに、書かれない。これにも、決まった理由があります。
1つ目は、何を書けばよいか分からないことです。いざ書こうとすると、「よかったです」の一言で止まってしまいます。文章を一から考えるのは、思っているよりも手間がかかります。
2つ目は、Googleにログインできないことです。ご自分のGoogleアカウントが分からない方は、少なくありません。ここで止まる方は、とても多いです。このときは、無理に進めないでください。スタッフがお客様のスマートフォンを操作することも、しないでください。
1つ目の手間を減らすのが、口コミAIです。お客様はQRコードを読んで、3つの質問に答えます。答えた内容から文章の下書きができるので、お客様はそれを読んで、直して、ご自身でGoogleに貼り付けます。
やってはいけないこと
口コミを増やそうとすると、やってしまいがちなことがあります。次のことは、Googleの決まりで禁止されています。
- 特典と引き換えに頼む:割引、無料のサービス、粗品。
- 良い評価をくれそうな方だけに頼む:満足していそうな方だけを選ぶこと。低い評価を書かせないようにすること。
- 書く内容を指定する:入れてほしい言葉、星の数、スタッフの名前。
- その場で書くよう求める、強いる:書き終わるまで待つこと、書いたかどうかを確かめること。
- スタッフに件数を課す:「1人あたり月に何件」。
- 実際の体験ではない口コミを書く:スタッフ、家族、知人、業者によるもの。
決まりに反すると、口コミを受け取れなくなったり、今ある口コミが表示されなくなったりすることがあります。
決まりについて、くわしくはこちらの記事に書いています。
- MEOでGoogle(グーグル)口コミが大事な理由
- Google(グーグル)口コミをAIで書くのは大丈夫か
- Google(グーグル)口コミのやらせとは
- 口コミに特典を付けるのは違反か
- Google(グーグル)口コミのサクラの見分け方
書いていただいたあと
口コミは、書いていただいて終わりではありません。返信は、書いてくれた方へのお礼であると同時に、これから店を選ぶ人に「お客様の声を読んでいる店」だと伝えるものです。
返信で気をつけることは、1つです。お客様が書いていないことを、返信に書かないこと。来店の日にち、受けたメニュー、相談の内容。店しか知らないことを書くと、店の側から、お客様のことを公開したことになります。
低い評価の口コミが付いたときに、店ができることは、こちらにまとめています。
続けるために、数えるもの
最後に、続け方です。
口コミの件数を数えはじめると、件数を増やすことが目的になります。頼みやすい方にだけ頼む、その場で書いてもらおうとする。上に書いた「やってはいけないこと」に、少しずつ近づいていきます。
数えるのは、声をかけた人数と、渡したカードの枚数です。週に1回、「今週、何人に声をかけたか」だけを、スタッフで確かめます。
これは、店の側で決められる数字です。そして、これが増えれば、口コミは、あとからついてきます。
まとめ
- 口コミが増えない店の多くは、ポップは置いてあるのに、お願いをしていません。
- 先に決めるのは、頼む場面、頼む人、渡すもの、の3つです。
- 頼む場面は、サービスが終わったあと。業種によって違うので、業種ごとの記事にまとめています。
- 特典、相手を選ぶこと、内容の指定、その場で書かせること、件数の割り当ては、禁止されています。
- 数えるのは、口コミの件数ではなく、声をかけた人数です。