Google(グーグル)口コミの消し方と削除依頼の手順。消えなかったときにすること
低い評価の口コミが付いた。身に覚えのない内容が書かれている。消したい。
店を続けていれば、いつか必ず出あう場面です。
先に、3つのことをお伝えします。
- 店は、口コミを自分で消すことができません。
- できるのは、Googleに報告することです。報告に、費用はかかりません。
- 消えるのは、Googleの決まりに反した口コミだけです。内容が気に入らない、というだけでは、消えません。
「Googleの評価を消したい」「Googleレビューを消したい」という場合も、することは同じです。
この記事では、Googleの公式の説明にそって、報告の手順と、消えなかったときにすることをまとめます。
「消し方」は、2つあります
口コミを消す方法は、立場によって違います。
自分が書いた口コミを消す
書いた本人は、いつでも消せます。Googleマップのアプリで、ご自分のプロフィールを開き、口コミの一覧から、消したい口コミを選んで「クチコミを削除」を選びます。
店に付いた口コミを消したい
店の側は、消すことができません。Googleに報告して、Googleが決まりに反していると判断したときに、削除されます。
この記事のここから先は、店の側の話です。
消えるもの、消えないもの
Googleは、報告について、はっきり書いています。内容に不満がある、気に入らない、という理由だけで報告しないでください、という説明です。
削除の対象になるもの
Googleの決まりに反している口コミです。たとえば、次のようなものです。
- スパム
- ひどい言葉づかい
- 実際の体験に基づいていないもの
削除の対象にならないもの
- 評価が低い、というだけのもの
- 内容に納得できない、というだけのもの
低い評価そのものは、決まりに反していません。お客様が実際に体験して、感じたことを書いているなら、それは、消える口コミではありません。
報告の手順
報告のしかたは、2つあります(2026年10月に確認)。
Googleビジネスプロフィールから報告する
- Googleビジネスプロフィールを開きます。
- 「クチコミを読む」を選びます。
- 報告したい口コミの横にある、報告のアイコンを選びます。
- 報告の理由を選びます。
- 「報告を送信」を選びます。
クチコミ管理ツールから報告する
Googleには、報告と、その後の確認をまとめて行える「クチコミ管理ツール」があります。
- クチコミ管理ツールを開きます。
- 表示されているメールアドレスが、店を管理しているアカウントのものかを確かめます。
- 店を選びます。
- 「新しいクチコミの削除をリクエストする」を選んで、進みます。
- 報告したい口コミの横にある「報告」を選びます。
- 報告の理由を選んで、送信します。
審査には、通常、数日かかります。
報告のあとを、確かめる
報告した口コミがどうなったかは、クチコミ管理ツールで確かめられます。表示は、次の3つです。
- 判定待ち:まだ審査されていません。
- 審査完了 - ポリシー違反なし:決まりに反していない、と判断されました。口コミは残ります。
- エスカレーション済み:再審査の請求が、受け付けられています。
消えなかったときは、1回だけ、再審査を請求できます
「ポリシー違反なし」と判断された口コミについては、再審査を請求できます。請求できるのは、1回だけです。
クチコミ管理ツールで、「報告したクチコミのステータスと再審査請求の方法を確認したい」を選び、再審査を請求する口コミを選んで、フォームに必要なことを書いて送ります。
1回しかできないので、「なぜ、Googleの決まりに反していると考えるのか」を、落ち着いて書いてください。「事実と違う」「ひどい」と書くだけでは、足りません。
費用を払う前に、知っておくこと
口コミの削除を請け負う、という広告を見かけることがあります。頼む前に、次のことを知っておいてください。
- 報告は、自分でできます。上の手順のとおりで、費用はかかりません。
- 削除するかどうかを決めるのは、Googleです。誰が報告しても、決まりに反していない口コミは、消えません。「必ず消します」と約束できる人は、いません。
もう1つ。「お金を払えば、悪い口コミを消す」「払わなければ、悪い口コミを書く」という連絡が来ることがあります。Googleは、こうした脅しについて、報告の窓口を用意しています。応じずに、報告してください。
法的な手続きについては、弁護士などの専門家に相談してください。
消えなかった口コミと、どう付き合うか
報告しても、多くの口コミは残ります。残った口コミについて、店にできることは3つあります。
1. 返信する
低い評価の口コミを読むのは、書いた本人よりも、これから店を選ぶ人です。その人が見ているのは、口コミの中身と同じくらい、店がどう返しているかです。
言い返さず、おわびを書き、直すことを1つ書く。それだけで、口コミの見え方は変わります。
2. 直せることを、直す
書かれたことの中に、直せることがあれば、直します。口コミは、消すものである前に、お客様が店に伝えてくれたことです。
3. ふつうのお客様の声を、増やす
口コミが3件しかない店に、低い評価が1件付くと、それが店の印象になります。口コミが50件ある店なら、低い評価の1件は、50件のうちの1件です。
低い評価を消すことはできなくても、満足して帰ったお客様の声を増やすことは、できます。
ただし、ここで気をつけることがあります。良い評価をくれそうな方だけに頼むことは、Googleの決まりで禁止されています。低い評価を埋めるために、相手を選んで頼むことは、しません。来店した方全員に、同じようにお願いします。
口コミAIは、お客様が口コミを書くときの手間を減らすサービスです。お客様はQRコードを読んで、3つの質問に答えます。答えた内容から文章の下書きができるので、お客様はそれを読んで、直して、ご自身でGoogleに貼り付けます。
やってはいけないこと
低い評価が付いたとき、やってしまいがちなことがあります。
- 書いた方に、消すよう迫る:連絡を取って、削除を求めること。
- 特典と引き換えに、消してもらう、書き直してもらう:Googleの決まりで禁止されています。
- 書いた方が誰かを突き止めて、返信に書く:店の側から、お客様のことを公開することになります。
- スタッフや知人の高い評価で、埋める:実際の体験ではない口コミは、書いてはいけません。
まとめ
- 店は、口コミを自分で消すことができません。できるのは、Googleに報告することです。費用はかかりません。
- 消えるのは、Googleの決まりに反した口コミだけです。評価が低い、内容に納得できない、というだけでは消えません。
- 報告は、Googleビジネスプロフィールか、クチコミ管理ツールから行います。審査には、通常、数日かかります。
- 消えなかったときは、1回だけ、再審査を請求できます。
- 残った口コミには、返信をします。そして、相手を選ばずに、ふつうのお客様の声を増やします。