工務店・リフォームのGoogle(グーグル)口コミを増やす頼み方3つ。頼むのは引き渡しの日がいちばんいい
美容室や飲食店は、お客様が月に何度も来ます。口コミをお願いする機会は、何度でもあります。
工務店やリフォーム会社は違います。1件の工事は数か月かかり、終わったら次にお会いするのは何年も先かもしれません。頼める場面が、もともと少ない仕事です。
ですから、「機会があればお願いする」では、いつまでも口コミは増えません。工事の流れの中に、頼む場面を先に決めておく必要があります。
この記事では、頼みやすい場面を3つと、その場で言う一言をまとめます。
場面1 引き渡しの日
いちばん頼みやすいのは、引き渡しの日です。完成した家や部屋を、お客様と一緒に見ている時間です。お客様の満足がいちばん高く、担当者との距離もいちばん近い瞬間です。
鍵や書類をお渡しして、説明がひととおり終わったあとに、一言添えます。
今日まで長い間、ありがとうございました。
もしよければ、Googleの口コミに一言いただけませんか。
これから工事を考えている方が、いちばん参考にされるところなんです。
お引っ越しが落ち着いてからで大丈夫です。
最後の「落ち着いてからで大丈夫です」が、お客様の逃げ道になります。引き渡しの日は、お客様も忙しい日です。その場で書いてもらおうとせず、QRコードを書類と一緒にお渡しします。
場面2 引き渡し後の点検の日
引き渡しの日に頼めなかった方、頼んだけれど書かれなかった方に、もう一度お願いできるのが点検の日です。
住んでみてからの感想は、引き渡しの日の感想よりも具体的になります。「冬でも暖かい」「キッチンが使いやすい」といった言葉は、これから工事を考える人にとって、いちばん知りたいことです。
住んでみて、いかがですか。
今お話しいただいたようなことを、Googleの口コミに一言いただけると、とても助かります。
ポイントは、不具合の話が出た日には頼まないことです。直すべきところがあるなら、まず直します。お願いは、それが済んでからです。
場面3 小さな工事が終わった日
水まわりの修理や、網戸の張り替えのような小さな工事は、1日で終わります。お客様の「助かりました」をその場で聞ける、貴重な場面です。
大きな工事の口コミばかりが並ぶより、小さな工事の口コミが混ざっているほうが、「頼みやすい会社」だと伝わります。
今日はありがとうございました。
小さな工事でも来てもらえると分かると、ほかの方も安心されるので、
もしよければGoogleの口コミに一言いただけませんか。
誰が頼むかを決めておく
頼むのは、お客様といちばん長く話した人です。営業の担当者か、現場監督のどちらかになります。
「気づいた人が言う」にすると、誰も言いません。引き渡しの日は営業、点検の日は現場監督というように、場面ごとに決めておきます。
お客様の手が止まる2つのところ
「いいですよ」と言ってくださったのに、書かれないことがあります。理由は2つです。
1つ目は、何を書けばよいか分からないことです。工事の口コミは、美容室の口コミよりも書きにくいものです。書く内容の例を、こちらからお伝えします。
- どんな工事をしたか
- 担当者の説明や対応はどうだったか
- 住んでみて、使ってみてどうか
口コミAIは、この手間を減らすためのサービスです。お客様はQRコードを読んで、3つの質問に答えます。答えた内容から文章の下書きができるので、お客様はそれを読んで、直して、ご自身でGoogleに貼り付けます。
リフォーム・工務店向けの質問の画面は、こちらで試せます。
2つ目は、Googleにログインできないことです。ご自分のGoogleアカウントが分からない方は、少なくありません。このときは、無理に進めないでください。担当者がお客様のスマートフォンを操作することも、しないでください。「ご家族に聞いてみて、分かったらで大丈夫です」と、いったん引きます。
口コミに返信するときの注意
工務店・リフォームの口コミでは、返信の書き方に1つ気をつけることがあります。
お客様が書いていないことを、返信に書かないでください。
- 住所や地名(「◯◯町のお宅では」)
- 工事の金額
- 間取りや家族構成
お客様が「キッチンを新しくしました」としか書いていないのに、「◯◯町でのキッチン工事、ありがとうございました」と返すと、店の側からお客様の情報を公開したことになります。
返信の例文は、こちらにまとめています。
やってはいけないこと
- 値引きや特典と引き換えにお願いする:「口コミを書いたら◯円引き」は、Googleの決まりで禁止されています。
- 満足していそうな方だけにお願いする:良い評価の人だけを選んで頼むことも、禁止されています。
- 社員や協力業者が書く:実際のお客様の体験ではない口コミは、書いてはいけません。
- お客様の代わりに入力する:書くのは、お客様ご本人です。
まとめ
- 工務店・リフォームは、頼める場面が少ない仕事です。場面を先に決めます。
- 頼みやすいのは、引き渡しの日、点検の日、小さな工事が終わった日の3つです。
- 引き渡しの日は、その場で書いてもらおうとせず、QRコードを書類と一緒にお渡しします。
- 不具合の話が出た日には頼みません。直してからです。
- 返信では、住所・金額・間取りに触れません。