ペットサロンのGoogle(グーグル)口コミを増やす頼み方3つ。抱っこしているときには、渡さない
ペットサロンの口コミには、ほかの業種と違うところが2つあります。
1つ目は、いちばん喜ばれる瞬間に、飼い主さんの手が塞がっていることです。お迎えに来て、仕上がりを見て、「かわいくなったね」と声が出る。そのとき、飼い主さんは、抱っこをしているか、リードと荷物を持っています。スマートフォンを開く余裕は、ありません。
2つ目は、感想が、家に帰ってからも続くことです。毛のさわり心地、におい、家での様子。飼い主さんが気づくのは、そのあとです。
ですから、この業種では、その場で書いていただくことを考えません。持ち帰れるカードと、あとから届く連絡に任せます。
この記事では、渡す場面を3つと、そこで言う一言をまとめます。
頼まない場面を先に決める
先に、頼まない場面を決めておきます。
- 抱っこしているときに、カードを渡す:受け取れません。手が空いてからにします。
- お預かりするときに頼む:まだ何もしていません。飼い主さんも、預けることに気持ちが向いています。
- 「かわいい」と喜んでくださった方だけに頼む:良い評価をくれそうな人だけを選んでお願いすることは、Googleの決まりで禁止されています。頼むなら、全員に、同じようにお願いします。
- 特典と引き換えに頼む:「口コミを書いたら次回の爪切りを無料に」「オプションを1つサービス」。Googleの決まりで禁止されています。
場面1 お迎えのカウンターに、ポップを立てる
お迎えのカウンターに、QRコードの入ったポップを立てます。会計のあいだ、飼い主さんの目に入る位置です。
会計のときは、ペットをまだスタッフがお預かりしているか、足元にいます。飼い主さんの手が、いちばん空いている時間です。
ここでは、口では頼みません。目に入るだけで十分です。
場面2 仕上がりの写真をお見せするとき
仕上がりの写真を撮って、お見せしたり、お送りしたりしている店は、そのときに一言添えます。
店頭でお見せする場合は、口で言います。
今日は、こんなふうに仕上がりました。
もしよければ、今日の感想を、Googleの口コミに一言いただけませんか。
おうちに帰って、落ち着いてからで結構です。
写真をお送りする場合は、文に1行足します。
本日の仕上がりです。おうちでの様子で、気になることがありましたら、いつでもご連絡ください。
もしよろしければ、Googleの口コミにご感想をお寄せください(任意です)。
▼こちらから書けます(口コミを書くためのリンク)
ポイントは、全員に、同じ文を添えることです。よく来てくださる方だけ、仕上がりを喜んでくださった方だけに添えるのではありません。
連絡を送るのは、店からのお知らせを受け取ることを了承している方だけにします。
場面3 次回予約のカードと一緒に渡す
次回の予約のカードや、ショップカードと一緒に、名刺ほどの小さなカードをお渡しします。ペットを抱く前、会計が終わったときに渡します。
ご利用ありがとうございました。
Googleの口コミに、ご感想をお聞かせください。
(QRコード)
カードは、財布やバッグに入れて、持ち帰れます。家に帰って、ひと息ついたときに、思い出していただけます。
ペットホテルやお預かりのサービスでも、同じです。お迎えの会計が終わったときに、同じカードをお渡しします。
誰が渡すかを決めておく
「気づいた人が渡す」にすると、誰も渡しません。場面ごとに、渡す人を決めておきます。
- 場面1(カウンターのポップ):開店前の準備をする人。
- 場面2(仕上がりの写真):トリミングを担当した人。
- 場面3(次回予約のカード):会計を担当した人。
数えるのは、口コミの件数ではなく、渡したカードの枚数です。スタッフに「月に何件集める」といった件数を課すことは、Googleの決まりでも禁止されています。
飼い主さんの手が止まる3つのところ
「いいですよ」と言ってくださったのに、書かれないことがあります。理由は3つです。
1つ目は、帰り道と帰ったあとが、忙しいことです。ペットを連れて帰り、水をあげて、様子を見る。そのうちに忘れます。持ち帰れるカードが、思い出すきっかけになります。
2つ目は、何を書けばよいか分からないことです。「かわいくしてもらいました」の一言で止まってしまいます。
口コミAIは、この手間を減らすためのサービスです。飼い主さんはQRコードを読んで、3つの質問に答えます。答えた内容から文章の下書きができるので、それを読んで、直して、ご自身でGoogleに貼り付けます。
ペットサロン向けの質問の画面は、こちらで試せます。
3つ目は、Googleにログインできないことです。ご自分のGoogleアカウントが分からない方は、少なくありません。このときは、無理に進めないでください。スタッフが飼い主さんのスマートフォンを操作することも、しないでください。
写真を載せなければいけない、と思っている方もいます。「写真は、なくて大丈夫です」と伝えます。
口コミに返信するときの注意
飼い主さんが書いていないことを、返信に書かないでください。
- ペットの名前、種類、年齢
- 皮膚や体の状態、持病
- 性格やくせ(かむ、ほえる、こわがる)
- 来店の回数や間隔
飼い主さんが「ていねいにやってもらえました」としか書いていないのに、「◯◯ちゃんは皮膚が弱いので、やさしいシャンプーで」と返すと、店の側から、ペットと飼い主さんのことを公開したことになります。
「短く切られすぎた」「帰ってから元気がなかった」という口コミが付くこともあります。このときは、言い返しません。先におわびをして、様子をうかがえる連絡先を書きます。ペットの体のことは、返信の中では書きません。
返信の例文は、こちらにまとめています。
やってはいけないこと
- 特典と引き換えにお願いする:「口コミで次回の爪切りを無料に」「オプションを1つサービス」は、Googleの決まりで禁止されています。
- 喜んでくださった方だけにお願いする:良い評価の人だけを選んで頼むことは、禁止されています。
- 書く内容を指定する:「トリマーの名前を入れてください」「写真を付けてください」とお願いすることは、禁止されています。
- 店の中で、書き終わるまで待つ:その場で書くよう求めること、強いることは、禁止されています。
- スタッフやその家族、知人が書く:実際に利用した方の体験ではない口コミは、書いてはいけません。
- 飼い主さんの代わりに入力する:書くのは、飼い主さんご本人です。
まとめ
- お迎えのとき、飼い主さんの手は塞がっています。抱っこしているときには、カードを渡しません。
- カウンターにポップを立て、会計が終わったときに、持ち帰れるカードを渡します。
- 仕上がりの写真をお見せするとき、お送りするときに、一言添えます。
- 「口コミで次回の爪切りを無料に」は、しません。
- 返信には、ペットの名前、体の状態、性格を書きません。