スポーツジムのGoogle(グーグル)口コミを増やす頼み方3つ。入会の日ではなく、続いた節目に声をかける
スポーツジムは、会員が週に何度も来ます。口コミをお願いする機会は、いくらでもあるように見えます。
ところが、「いつでも頼める」は「いつまでも頼まない」になりがちです。今日でなくてもいい、と毎回思えるからです。
もう1つ、ジムならではの事情があります。入会したばかりの方は、まだ書けることがありません。設備の感想は書けても、通ってみてどうだったかは、続けた人にしか書けません。そして、これから入会を考えている人がいちばん知りたいのは、そこです。
ですから、ジムでは「誰に」より先に「いつ」を決めます。この記事では、頼みやすい場面を3つと、その場で言う一言をまとめます。
頼まない場面を先に決める
先に、頼まない場面を決めておきます。
- 見学・体験の日:まだ会員ではありません。書けることが少なく、入会を迷っている最中にお願いをされると、負担になります。
- 入会の手続きをした日:書類や説明が多い日です。ここでお願いを足しても、後回しにされます。
入会の日にQRコードの入った案内をお渡しするのはかまいません。声をかけるのは、次の3つの場面にします。
場面1 続いた節目
いちばん頼みやすいのは、通い始めてしばらくたった節目です。入会から数か月、会員証の更新、契約の切り替えなど、店の側で日付が分かるものを使います。
ポイントは、全員に同じ節目で声をかけることです。よく来る方だけ、楽しそうな方だけを選んで頼むのではありません。節目を決めておけば、相手を選ばずにすみます。
いつもご利用ありがとうございます。
入会されてから、もう半年になりますね。
もしよければ、通ってみての感想を、Googleの口コミに一言いただけませんか。
これから入会を考えている方が、いちばん参考にされるところなんです。
お時間のあるときで大丈夫です。
最後の「お時間のあるときで大丈夫です」が、会員の逃げ道になります。断りやすい頼み方のほうが、頼む側も言いやすくなります。
場面2 振り返りの面談の日
定期的なカウンセリングや体力測定、メニューの見直しなど、会員と座って話す時間があるジムでは、その日が頼みやすい場面です。
通い始めてからの変化を、会員が自分の言葉で話したばかりだからです。「階段が楽になった」「肩がこらなくなった」といった言葉は、そのまま口コミになります。
今お話しいただいたようなことを、Googleの口コミに一言いただけると、とても助かります。
書ける範囲で大丈夫です。
体重や体型の数字は、こちらから口に出さないでください。「5キロ落ちたことを書いてください」とお願いすると、内容を指定したことになります。何を書くかは、会員が決めます。
場面3 コースが終わった日
短期のコース、回数券のパーソナルトレーニング、期間の決まったプログラムには、最後の日があります。区切りがはっきりしているので、お願いを切り出しやすい場面です。
今日で最後の回ですね。おつかれさまでした。
もしよければ、受けてみての感想を、Googleの口コミに一言いただけませんか。
同じコースを考えている方の参考になります。
続けて通う方にも、ここで終わる方にも、同じように声をかけます。
誰が頼むかを決めておく
「気づいた人が言う」にすると、誰も言いません。場面ごとに、言う人を決めておきます。
- 場面1(続いた節目):受付のスタッフ。会員の入会日が分かるのは受付です。
- 場面2(面談の日)と場面3(コースの最後の日):担当したトレーナー。
週に1回、「今週、何人に声をかけたか」だけをスタッフで確認します。数えるのは口コミの件数ではなく、声をかけた人数です。書くかどうかを決めるのは会員で、店が決められるのは、声をかけるところまでだからです。
会員の手が止まる3つのところ
「いいですよ」と言ってくださったのに、書かれないことがあります。理由は3つです。
1つ目は、何を書けばよいか分からないことです。書く内容の例を、こちらからお伝えします。
- 設備やマシンの使いやすさ
- スタッフやトレーナーの対応
- 通いやすさ、続けやすさ
口コミAIは、この手間を減らすためのサービスです。会員はQRコードを読んで、3つの質問に答えます。答えた内容から文章の下書きができるので、会員はそれを読んで、直して、ご自身でGoogleに貼り付けます。
ジム・フィットネス向けの質問の画面は、こちらで試せます。
2つ目は、帰り際は急いでいることです。トレーニングのあとは、着替えて早く帰りたい時間です。「あとで書きますね」と言われた口コミは、ほとんど書かれません。受付で声をかけるなら、帰るときではなく、来たときです。QRコードは、受付だけでなく、休憩スペースなど会員が座る場所にも置きます。
3つ目は、Googleにログインできないことです。ご自分のGoogleアカウントが分からない方は、少なくありません。このときは、無理に進めないでください。スタッフが会員のスマートフォンを操作することも、しないでください。「分かったときで大丈夫です」と、いったん引きます。
口コミに返信するときの注意
ジムの口コミでは、返信の書き方に1つ気をつけることがあります。
会員が書いていないことを、返信に書かないでください。
- 体重や体型の変化
- 通っている曜日や時間帯
- 受けているコースやメニュー
会員が「スタッフが親切です」としか書いていないのに、「毎週のパーソナルトレーニング、いつもがんばっていらっしゃいますね」と返すと、店の側から会員の情報を公開したことになります。体のことは、特に気をつけてください。
返信の例文は、こちらにまとめています。
やってはいけないこと
- 割引や特典と引き換えにお願いする:「口コミを書いたら来月の会費を割引」「プロテインを1本プレゼント」は、Googleの決まりで禁止されています。
- 満足していそうな方だけにお願いする:良い評価の人だけを選んで頼むことも、禁止されています。節目を決めて、全員に同じように声をかけます。
- スタッフやその家族、知人が書く:実際の会員の体験ではない口コミは、書いてはいけません。
- 会員の代わりに入力する:書くのは、会員ご本人です。
まとめ
- ジムは頼む機会が多いぶん、後回しになります。頼む場面を先に決めます。
- 見学・体験の日と、入会の日には頼みません。
- 頼みやすいのは、続いた節目、振り返りの面談の日、コースが終わった日の3つです。
- 相手を選ばず、全員に同じ節目で声をかけます。
- 体重や体型の数字は、お願いのときにも返信にも、こちらからは出しません。