学習塾のGoogle(グーグル)口コミを増やす頼み方3つ。書くのは保護者、頼むのは面談の日

学習塾の面談スペースで、講師と保護者が机をはさんで資料を見ながら話しているところ

学習塾の口コミには、ほかの業種と違うところが2つあります。

1つ目は、書くのが、通っている本人ではないことです。授業を受けているのは生徒ですが、塾を選び、月謝を払い、口コミを書くのは保護者です。

2つ目は、その保護者と会う機会が少ないことです。生徒は週に何度も来ますが、保護者が教室に来るのは、面談や説明会など、年に数回です。

ですから、「機会があればお願いする」では、口コミは増えません。保護者と会う日のうち、どの日に頼むかを、先に決めておく必要があります。

この記事では、頼みやすい場面を3つと、その場で言う一言をまとめます。

頼まない場面を先に決める

先に、頼まない場面を決めておきます。

  • 体験授業の日に、声をかける:入塾を迷っている最中です。ここでお願いをされると、負担になります。QRコードの入ったカードを資料に入れてお渡しするだけにして、声はかけません。
  • 合格したご家庭だけに頼む:合格発表のあと、結果のよかったご家庭だけにお願いするのは、良い評価をくれそうな人だけを選ぶことになります。これは、Googleの決まりで禁止されています。頼むなら、結果にかかわらず、全員に同じ時期にお願いします。
  • 生徒本人に頼む:書くのは保護者です。先生から頼まれた生徒は、断れません。生徒には頼みません。

場面1 保護者面談の日

いちばん頼みやすいのは、保護者面談の日です。お子さまの様子を一緒に確かめたあとで、保護者の方も塾のことを具体的に思い浮かべています。

面談の話がひととおり終わったあとに、一言添えます。

本日はお時間をいただき、ありがとうございました。

もしよければ、通わせてみての感想を、Googleの口コミに一言いただけませんか。

これから塾を探している保護者の方が、いちばん参考にされるところなんです。

お子さまのお名前や学校名は、書かなくて大丈夫です。

お時間のあるときで結構です。

ポイントは、面談に来た全員に、同じように声をかけることです。成績が上がっているご家庭だけ、話がはずんだご家庭だけを選ぶのではありません。

成績や進路のことで保護者の方が悩んでいる面談では、お願いは次の機会に回します。先に、その悩みに向き合います。

場面2 学期や講習が終わった日

夏期講習や冬期講習の最終日、学期の終わりは、区切りがはっきりしています。「受けてみてどうだったか」を、保護者の方も振り返りやすい時期です。

この時期は、保護者の方と直接お会いしないことも多いと思います。そのときは、学習の報告書やお知らせに、お願いを一言添えます。

夏期講習へのご参加、ありがとうございました。

もしよろしければ、Googleの口コミにご感想をお寄せください。

良かった点も、気になった点も、感じたままで大丈夫です。

▼こちらから書けます(QRコード)

文字で頼むときの文面は、こちらにまとめています。

場面3 通い始めて数か月の節目

入塾してすぐの時期は、保護者の方にも、まだ書けることがありません。通い始めて数か月たったころ、学年が上がって継続の手続きをするころが、頼みやすい時期です。

入塾の日は塾の側で分かるので、相手を選ばずに、全員に同じ節目で声をかけられます。

通い始めて、半年になりますね。

ご家庭でのお子さまの様子はいかがですか。

もしよければ、通わせてみての感想を、Googleの口コミに一言いただけませんか。

誰が頼むかを決めておく

「気づいた人が言う」にすると、誰も言いません。場面ごとに、頼む人を決めておきます。

  • 場面1(面談の日):面談を担当した講師か、教室長。
  • 場面2(学期や講習の終わり)と場面3(節目):教室長の名前で、文書でお願いします。

数えるのは、口コミの件数ではなく、声をかけた人数です。講師に「月に何件集める」といった件数を課すことは、Googleの決まりでも禁止されています。

保護者の手が止まる3つのところ

「いいですよ」と言ってくださったのに、書かれないことがあります。理由は3つです。

1つ目は、何を書けばよいか分からないことです。書く内容の例を、こちらからお伝えします。

  • 講師や教室の対応
  • 連絡や報告のていねいさ
  • 通わせてみて、家庭で感じたこと

口コミAIは、この手間を減らすためのサービスです。保護者の方はQRコードを読んで、3つの質問に答えます。答えた内容から文章の下書きができるので、それを読んで、直して、ご自身でGoogleに貼り付けます。

学習塾向けの質問の画面は、こちらで試せます。

2つ目は、子どものことを書くのに抵抗があることです。名前を出した口コミで、子どもが特定されるのを心配される方は少なくありません。「お子さまのお名前や学校名、成績は書かなくて大丈夫です」と、お願いのときに伝えます。

3つ目は、Googleにログインできないことです。ご自分のGoogleアカウントが分からない方は、少なくありません。このときは、無理に進めないでください。講師が保護者の方のスマートフォンを操作することも、しないでください。「分かったときで大丈夫です」と、いったん引きます。

口コミに返信するときの注意

学習塾の口コミでは、返信の書き方に、特に気をつけることがあります。

保護者の方が書いていないことを、返信に書かないでください。

  • お子さまの名前、学年、学校名
  • 成績や点数
  • 志望校、合否

保護者の方が「先生が親身です」としか書いていないのに、「◯◯中学の受験、最後までよくがんばりました」と返すと、塾の側からお子さまの情報を公開したことになります。合格をお祝いしたい気持ちがあっても、返信には書きません。

返信の例文は、こちらにまとめています。

やってはいけないこと

  • 割引や特典と引き換えにお願いする:「口コミを書いたら月謝を割引」「図書カードをプレゼント」は、Googleの決まりで禁止されています。
  • 合格したご家庭、成績が上がったご家庭だけにお願いする:良い評価の人だけを選んで頼むことは、禁止されています。
  • 書く内容を指定する:「合格したことを書いてください」「先生の名前を入れてください」とお願いすることは、禁止されています。
  • 講師やその家族、知人が書く:実際に通わせた保護者の体験ではない口コミは、書いてはいけません。
  • 保護者の代わりに入力する:書くのは、保護者ご本人です。

学校の口コミについて、知っておくこと

Googleは、主に6歳から18歳の生徒が通う学校について、口コミと評価を受け付けていません(2026年10月に確認)。対象は、普通教育を行う学校です。学習塾や予備校は、この説明の中に、名前が挙がっていません。

ただし、口コミがまったく表示されない、新しい口コミが付かない、というときは、Googleビジネスプロフィールのカテゴリが、学校になっていないかを確かめてください。

まとめ

  • 学習塾の口コミを書くのは、生徒ではなく保護者です。保護者と会う日のうち、頼む場面を先に決めます。
  • 頼みやすいのは、保護者面談の日、学期や講習が終わった日、通い始めて数か月の節目の3つです。
  • 体験授業の日には声をかけません。生徒本人にも頼みません。
  • 合格したご家庭だけに頼むことは、しません。全員に、同じ時期にお願いします。
  • 返信には、お子さまの名前、学校名、成績、志望校、合否を書きません。

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