Google(グーグル)口コミのサクラの見分け方。店が疑われないために、やめること
この店の口コミは、本物だろうか。サクラではないだろうか。
店を選ぶ人は、口コミを、そのまま信じてはいません。星の数だけでなく、口コミの並び方を見て、信じてよいかどうかを判断しています。
この記事は、2つのことを書きます。前半は、口コミを読む人が、どこを見ているか。後半は、ふつうに営業している店が、サクラを疑われないために、やめることです。
先に:確実に見分ける方法は、ありません
「サクラを判定する」というサービスや、見分け方の一覧を、見かけることがあります。
けれども、1件の口コミを見て、それがサクラかどうかを確実に言い当てる方法は、ありません。短い口コミを書く人も、初めて口コミを書く人も、ふつうにいるからです。
Googleは、決まりに反した口コミを、見つけて削除しています。そして、虚偽の口コミが見つかった店のプロフィールに、そのことを知らせる表示を出すことがある、と説明しています。Googleが公式に示している目印は、これです。
ここから下に書く見方は、Googleが示しているものではありません。口コミを読む人が、ふだん気にしているところを、まとめたものです。
読む人が、見ているところ
1. 高い評価だけが、並んでいる
星5つだけが、何十件も並んでいる。低い評価が、1件もない。
読む人は、これを「良い店だ」とは受け取りません。「何かしているのではないか」と受け取ります。気になった点が少し書かれた口コミがあるほうが、全体は信じてもらえます。
2. 短い期間に、まとまって増えている
何か月も口コミがなかった店に、ある週だけ、高い評価が続けて入っている。
3. 同じような文が、並んでいる
言い回し、長さ、ほめている点が、どれも似ている。同じ言葉が、くり返し出てくる。
4. 中身が、具体的でない
「最高でした」「おすすめです」だけで、何を利用したのかが分からない。
5. 書いた人の口コミが、その1件だけ
これは、目安にすぎません。初めて口コミを書いた、という方は、たくさんいます。
6. 低い評価への返信が、ない。または、言い返している
口コミそのものではありませんが、読む人は、ここも見ています。
どれか1つに当てはまるから、サクラだ、ということではありません。いくつも重なったときに、読む人は、疑いはじめます。
ふつうの店が、疑われることがあります
ここからは、店の方に向けて書きます。
やっかいなのは、サクラを使っていない店でも、上の並び方になることがある、ということです。
- 満足していそうな方にだけ頼んでいると、高い評価だけが並びます。
- キャンペーンの期間だけ頼むと、短い期間にまとまって増えます。
- 「こう書いてください」と例文を渡すと、同じような文が並びます。
- スタッフや家族が書くと、その1件しか書いていない人の口コミが増えます。
どれも、Googleの決まりで禁止されていることです。そして、決まりに触れる頼み方は、口コミの並び方に、そのまま出ます。
疑われないために、やめること
- 良さそうな方だけに頼むのを、やめる:来店した方全員に、同じようにお願いします。低い評価が混ざることを、こわがらないでください。
- 期間を決めて集めるのを、やめる:毎日、同じように頼みます。口コミは、少しずつ増えるのが自然です。
- 書く内容を渡すのを、やめる:「感じたままで」とお伝えします。
- スタッフ、家族、取引先に頼むのを、やめる
- 特典を付けるのを、やめる
- 口コミを書く業者に頼むのを、やめる
くわしくは、こちらの記事に書いています。
信じてもらえる口コミの並び方
反対に、読む人が信じる並び方は、こうです。
- 高い評価が多いが、気になった点が書かれた口コミも、いくつかある。
- 何か月にもわたって、少しずつ増えている。
- 書かれている内容が、一人ひとり違う。
- 低い評価に、店が落ち着いて返信している。
これは、来店した方全員に、何も引き換えにせず、同じようにお願いしていれば、自然にそうなる並び方です。
低い評価への返信は、こちらに例文を置いています。
AIが下書きを作ると、同じような文にならないか
口コミAIのように、AIが下書きを作るサービスを使うと、同じような文が並ぶのではないか。これは、もっともな心配です。
口コミAIでは、お客様ご本人が、3つの質問に答えます。下書きは、その答えから作られます。答えが違えば、文も違ってきます。そして、お客様は、下書きを読んで、ご自分の言葉に直してから、ご自身でGoogleに貼り付けます。
それでも、直さずにそのまま貼る方が続けば、似た文は増えます。お渡しするときに、「ご自分の言葉に直していただいて大丈夫です」と、一言添えてください。
サクラだと思う口コミを、見つけたとき
自分の店や、ほかの店に、実際の体験ではないと思われる口コミを見つけたときは、Googleに報告ができます。
まとめ
- 口コミのサクラを、確実に見分ける方法は、ありません。
- それでも、読む人は、口コミの並び方を見ています。高い評価だけ、短い期間にまとまって、同じような文。
- サクラを使っていない店でも、頼む相手を選んだり、期間を決めて集めたりすると、同じ並び方になります。
- 来店した方全員に、何も引き換えにせず、毎日同じようにお願いします。
- 低い評価が混ざっていることは、信じてもらえる理由になります。